国内屈指の絶叫系が多い遊園地「富士急ハイランド」。
このパークが2018年5月9日に入園無料化を突如発表!
実際の運営は7月以降となるようです。
ユーザーにとっては嬉しい限りだが、この発表の詳細と狙いについて考えてみました。
入園無料化について
5/9の入園無料化の発表についての実際の運行開始時期は、2018年7月中旬予定となっています。
これまでの入園料が大人1,500円、小人900円だったのが完全無料になるという内容。
これまで入園料を支払って、さらにアトラクションに対する料金を支払っていたユーザーにとっては、なんとも嬉しい事案です。
無料化に対するしわ寄せ
入園料が完全無料化することによるしわ寄せもある模様だ。
富士急側の情報によると、これによりアトラクションの利用料金も値上げがされるようである。
一部情報によると、アトラクションの利用料金の値上げは倍以上にもなるようです。
大人気アトラクションFUJIYAMAのみ乗るにしても2,000円以上もかかってしまう計算です。
フリーパスに関しては据え置き
フリーパスチケットにおいては価格帯を変更することはないようです。
これに関しては、しわ寄せが来ず胸をなでおろすユーザーが多いのでないでしょうか。
入園料無料化における狙い
今まで、有料化していたものを無料化にするということは、何らかの狙いがあるはずです。
入園料という敷居がなくなることにより、パーク内に気軽に入れる人が増える。
それによる・・・
顧客のメリットとしては、
- パーク内の雰囲気を楽しむことができる。
- パーク内のイベントにも参加することができる。
- 富士急限定などの土産物購入や、飲食店にも入ることができる。
- 単純に入園料がなくなり、費用も抑えられる。
富士急側のメリットとしては
- 来園者増を狙える。
- 東京五輪に向け、外国人観光客へのアプローチとなる。
- より多くの顧客を囲い込み、土産店・飲食店の売上アップを狙える。
- フリーパス購入割合が高くなり、客滞率を上げることができる。
恐らくこの施策の中では、アトラクションに乗る顧客の多くはアトラクション毎のチケット購入より、フリーパスチケットの購入の比率が増してくるでしょう。
そして、フリーパスを購入することにより、より多くのアトラクションに乗ろうとする心理が生まれるので、パーク内での滞在時間が長くなる傾向にあるでしょう。
長く滞在することで、飲食や土産物を買うシーンが増えてくるので、顧客が富士急へお金を落とすことにも繋がるわけで、ここを富士急側は狙っているのではないかと考えますね!
まとめ
富士急の新たな試みが上手く行くためには、やはりこの情報が多くの人に伝わらなければいけないですね。
知らなければ来場動機にも繋がらないですから・・・
日本屈指のテーマパークがより一層人気が出ることを願っています!
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