今の時代、新車で販売される車は「電子キー」ばかりですよね。
以前のような「鍵」の時代は終わっていき、物理的な鍵は過去に販売された自動車でしか見かけません。
便利な時代になっていくのに対して、トラブルも付いてくるものです。
自動車に電子キーで乗り込むことができる「キーレスエントリー」。
エンジンの始動までできる「スマートキー」(リモコンキー)。
基本的には電池で動いているものなので、電池が切れた場合の対処も少し面倒だったりします。
これらの電子キーで起こるトラブル対処方法や、あっと驚く裏ワザまで書いていきたいと思います。
Contents
スマートキーの電池残量が少ない時の警告
現代のスマートキー対応の自動車であれば、クルマのメーターと電池残量の管理は連動したものになっています。
自動車のメーカーによっても表記方法はそれぞれありますが、一般的にスマートキーの電池残量が残りわずかとなった場合には
- キー電池残量低下
- 電池(バッテリー)マーク点灯
- 鍵マーク点灯
- 電池を交換してくださいと表記
上記のような警告表示が出ます。
この表示が出た際には、なるべくスグ電池を交換しましょう。
後回しにしていて、電池が切れてしまったケースを何度か見たことがあります。
電池はどこで買うのか?値段は?
スマートキーに内蔵される電池は基本的に「ボタン電池」です。
昔、ポケベルなどによく使われていたあの電池です。
プリオ
一番簡単に手に入るのは「コンビニエンスストア」です。
他にも「ホームセンター」「100円ショップ」等で取り扱いがあります。
価格にして200円〜400円ほどでしょう。(100円ショップを除く)
ネットショップでも取り扱いがありますが、やや時間が経ってしまうのと、送料が追加される可能性もあり、なるべく迅速に購入したい思いがあるので、直接店で購入するのが現実的だと思います!
なお、購入したディーラーがあれば、交換してもらうことも可能です。
こちらも有料の可能性もありますが、メンテナンス時などで一緒に申し出ればサービスしてもらえることも多いでしょう。
電池の交換方法
基本的には自動車の取り扱い説明書に記載のあるものでしょう。
詳しくはそちらを参考にされることを推奨します。
こちらの記事ではカンタンに電池交換の方法を記載しておきます。
ボタン電池はスマートキーを分解すると中に入っています。
各自動車メーカーにもよりますが、スマートキーのカバーの爪を外していくと辿り着けるでしょう。
そして、ボタン電池の形状も自動車メーカーによって違います。
手で触って問題ないので、古い電池と新しい電池を交換し、再びカバーをはめ込みましょう。
電池切れでドアを開けられない場合の対処
電池切れでクルマのドアを開けることができない場合には、電池の交換で可能になります。
しかし、電池を購入する場所がなく、ひとまず車に入りたい場合・・・
「ドアに鍵穴」と、「スマートキーに内蔵のメカニカルキー(メーカーのよって呼び名が違う)」があれば可能です。
自動車の鍵穴。
スマートキーの中のメカニカルキー。
これを鍵穴にさせば鍵を解錠させることができます。
鍵もなく、どうしても開けられない場合はできる限り運転席近くの場所まで「スマートキー」を持っていき、解錠ボタンを押すと微弱の電波を拾って解錠されることもあり得ます。
電池切れのスマートキーでエンジンをかける裏ワザ
電池切れになってしまってエンジンがかからない!と思っていても裏ワザを試してみてください。
裏ワザといっても今やメジャーな表ワザですね!
メーカーによっても表記や細かい動作の違いはありますが・・・
1・エンジンをかけるときのようにブレーキをしっかり踏む。
2・電池切れになったスマートキーを、エンジンスタートボタンに当てる。
3・これによりシステムが鍵を認識する場合があります。メーターを見ながら行いましょう。
4・反応があったらエンジンスタートボタンを押す。→これでエンジン始動!
という流れでエンジンがかかれば御の字ですが、うまくいかない場合ももちろんあります。
その場合は、スマートキーの表裏を変えてみたり、押し当て方を変えてみたりしてください。
微弱の電波を拾ってくれる場合があります。
ダイハツの車両の事案ですが、対応策を動画で説明してくれているものがあります。
わかりやすいと思うので、不安な人は要チェックです!
コメントを残す