運転中の携帯等での通話がNGなのは皆さんがご存知の通りですね。
中には、通話をしていなくて手に持っているだけで捕まった人も居るようです。
果たして運転中の携帯電話の扱い方はどこまでがOKなのか・・・。
実際に知人の警察官にザックリ聞くことが出来たので記載することにします。
自分自身も知らなかった事を知れた気がしましたね!
Contents
基本的な携帯電話使用の罰則について
一般的には平成16年からの道路交通法改正から以下の通りの規定となります。
R1年の道路交通法改定により、ながら運転の罰則強化がなされて以下の通りとなります。
違反内容 | 携帯電話使用等(保持) | 携帯電話使用等(交通の危険) |
違反詳細 | 運転中に携帯電話を使用している。 また、携帯電話を保持している。 |
携帯電話使用中に事故を起こした場合など |
点数 | 3 | 6 |
罰則 | 6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金 | 1年以下の懲役または30万円以下の罰金 |
反則金 | 大型自動車:25000円 普通自動車:18000円 自動二輪車:15000円 原付自転車:12000円 |
非反則行為となり罰則が適用 |
上記の通り2種類の違反内容が明示されていますが、具体的な詳細の違いは何でしょう。
一般的に携帯電話使用等で捕まるパターンは左側の方ですね。
事故などに関わる場合には右側が適応されるようです。
本題:携帯電話は持っているだけでも捕まるのか?
実際に知人に普段街中をパトロールをしている警察官が居て、たまたま話している内容から運転中の携帯電話の使用についての話になったので色々聞いてみました。
見解としては携帯電話を持っているだけでも「NG」
実際に上記にも記載した「保持」をいう言葉はドコからドコまでを指す言葉なのか曖昧です。
その中で、運転手には安全運転義務が生じています。
危険になる運転はしてはいけなく、厳密に言うと片手運転は安全運転義務違反となります。
様々な意見やものの見方があると思いますが、この話の流れ出いくと、無線機の使用、運転中のタバコ、ドリンクを飲むなど・・・これらも厳密にはNGとなるようです。
安全運転義務違反だからです。脇見運転と同じです。
ですが、実質この辺は野放しになっている状況でもありますが、警察官の裁量で捕まってしまう可能性もあるという事は頭の片隅に置いておきましょう。
しかし、車のシフトレバーを操作すれば一時的に片手運転にもなってしまいます。
掘り起こせば掘り越すだけ矛盾に感じる面も出てきます。
シフトレバーの操作に関しては安全運転に必要な作業として認めているという事なんでしょうかね。ここまでは、警察官には聞いていませんでした・・・。
非常に言葉の定義が曖昧な部分の法律でもありますので、人の捉え方によっては色んな解釈が出来るという事でもあります。
通話したければドコでも路肩に停車
通話する場合は基本的に駐停車禁止区画でない限りは停車して通話する事が可能です。
高速道路はダメという事ですね。するならば退避場所になるのでしょうか。
警察官も通話するなら停車してするのが一番と推奨していました。
ただマナーの問題もありますので、著しく車の流れを止めてしまう可能性があるならば、後回しにした方がいいでしょうね。
赤信号停止中の携帯電話使用は?
実質これは可能のようです。
携帯電話を使ってはいけないのは、運転中の場合です。
そのため、停車している場合は問題は無いようです。
ただ、その短時間で通話をするのも難しく無理があるでしょう。
判断を任されている警察官は、このように赤信号中の携帯電話使用についても、この後の運転においても携帯電話の使用をすると見越して捕まえるケースもあるようです。
路肩に停車している時以外で公道に居る時は、携帯電話を使用しない方が得策のようです。
都道府県によってはハンズフリーでも捕まる?
運転中の通話がNGなのは分かっています。
もし通話するならば、ハンズフリーで通話という方も多いでしょう。
しかし、各都道府県の条例ではハンズフリーの使用がNGの地域もあることは頭に置いておきましょう。
ハンズフリーは安全な運転の妨げになると解釈をされる場合があるという事です。
実際にイヤホン型ハンズフリーの使用で捕まった方の話も聞きます。
車外の音が遮断される可能性があると判断されて捕まる事もあります。
いずれも安全運転が遂行できないと見なされて捕まるパターンですね。
まとめ
法律は個人の解釈で様々な見方が出来てしまうのが面倒な所でもあります。
人間はやはり自分の都合のいいように解釈をする傾向にありますので、今回の運転中の携帯電話使用についても人によって様々な解釈や意見がある事も理解しています。
何にせよ、運転中は携帯電話に触らない事が捕まらないための優先ポイントになりますね。
運転中は、ドライブモード・電源を切っておくことを設定し、どうしても通話しなければならない場合は、路肩に停車して通話するか、かけ直すかするようにしましょう。
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