自動車を所有している人の中には、自動車の買い替えで悩んでいるときに「このまま車を乗りつぶそうか」「新しく車を購入しようか」という決断に悩むシチュエーションが多々あるでしょう。
どちらにおいてもメリット・デメリットはあり、それらを天秤にかけてもなかなか結果が出ないもの。
基本的に人間はこの辺の問題を損得で判断しがちですが、あらゆる視点から考えて「乗り潰す」「買い替える」の選択肢ではどちらがいいのか?
金銭面だけでなく心理面も考慮した考察を記載していきます。
新車購入を考えるきっかけは車検
自動車を新たに購入しようと考えるきっかけの多くは「車検」のタイミングが多く、他には車の調子が悪くなった時というケースもあったりします。
例えば新車購入し最初の車検が3年、次から2年ごとというわけで、購入のきっかけとしては新車購入から3年・5年・7年・9年後が目安になるでしょう。
車種によっても価格は違ってきますが、1500ccの普通車であれば、法定費用・車検基本費用を合わせて10万円前後かかるというのが相場でしょう。
※格安車検であればこの限りではありません。
それなりに大きな費用ですので、これを支払うことなく新たな車両購入費に充てたいというのが気持ちとしてあるでしょう。
車を乗り潰すメリット・デメリット
現在乗っている愛車を乗り潰して行く場合のメリット・デメリットをまとめていきます。
メリット
- 新車購入費用がかからない
- 愛着が湧く
デメリット
- 車両の売値が安くなる
- カーメンテナンス代がかかる
- 安全性能が流行から遅れる
ざっくりと以上のようなものが挙げられます。
以下でデメリット部分について解説します。
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車両の売値について
まず売値の価格について・・・乗り潰せば車両の売値が安くなるのは当然。
新車購入から5年後に売るのと、10年後に売るのでは後者の方が当然安い!
カーメンテナンス代について
車検は3年間有効になるのは新車購入時のみ。
それ以降は2年ごと乗り続けていれば2年ごと必ず維持するための費用がかかる。
また、必ず必要になるであろうカーメンテナンス代として【タイヤ×4本・バッテリー・ワイパーなど】安全性が求められる消耗品が挙げられる。
タイヤは安全性の観点で早くて3年。遅くても5年に1回は変えたいところ。
またバッテリーも遅くても5年に1回の目安、ワイパーは3年に1回くらいの目安で変えたい。
新車を買い替えるのと比較して、これらのカーメンテナンス代は必然とかかってくるものです。
経年劣化や走行のしかたによっては、修理箇所の必要性が出てくる物もあるので追加費用がかかる事が考えられます。
安全性能について
長く乗れば乗るだけその時代の最新の安全性能に触れる可能性は減ります。
新車を買うメリット・デメリット
早めに新車を購入する場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 最新の性能の車両に乗れる
- 燃費が良い
- 最初の車検まで3年
- メンテナンスがしばらく不要
- 大きく査定が下がる前に乗っていた車を売却できる
デメリット
- 車両購入費用が高くつく
・・・というものが挙げられるでしょう。
特にメリットを見ていきます。
最新の性能の車両に乗れる
新車はその時代の最新の安全性能やシステム・燃費性能を持ち合わせた車が世の中に出回ります。
乗るのは気分的に良いものになりやすく最大のメリットになるでしょう。
メンテナンスがしばらく不要
メンテナンスについては必要不可欠のオイル交換等以外は暫くお金のかかるものが少ないでしょう。
また新車購入の場合は定期的な安全点検が含まれているケースが多いので、安心して乗り続ける事ができるでしょう。
大きく査定が下がる前に乗っていた車を売却できる
乗っていた車の売却については、感覚的に大きく売却価格が落ち始めるのは購入から5年程かと考えます。
それなりに早めの売却ができれば次に新車を買う際の頭金に充当できるでしょう。
以上のように新車購入に関するメリットはたくさんありますが、デメリットとして購入費用が何よりもネックですよね。
車を乗り潰すのは損か?得か?
この問題は議題になりやすいですが、個人的な考察では5年の買い替えが一番良い!と考えています。
5年で新車を買い替え続ける人と、同じ車を15年乗り続ける人であれば、相当高額な修理箇所がない限りは後者の方が金銭的な負担は少ないでしょう。
ただ、人間の価値観はそれぞれで比較的新しい車を乗り続けることにステータスを感じる人もいれば、愛着が湧くくらい好きな車を長期間乗ることに価値があると感じる人もいるでしょう。
価値観の置きどころで損得を感じつ部分は必ずあるので、一概に金銭面だけでの損得で判断するのは違うかもしれません。
5年で買い替えと判断したのには心理的な部分も影響しています。
心理面の部分を考慮すると「安心」をお金で買うという考え方もできます。
例えば新車を買い、5年毎に買い替えるとするならば、常に装備やシステムも新しいものになりやすく安全性能・燃費面も良いいものになりやすい。
メンテナンスへの気遣いも古い車と比較したら最小限の配慮で良いでしょう。
もしかしたら消耗の度合いでタイヤの交換(6万〜10万)は要する可能性はありますが、大きな故障などに至る可能性は比較的低いでしょう。
また車体の売値が大きく値崩れしないうちに売却できれば、次回車を購入する際の頭金に充てられるなど上記で述べたメリットもあります。
5年毎で新車を購入するメリットを簡潔にまとめると、安心・安全に良い車に乗り続けられるということになります。
新車を乗り続けられる満足感や心理的安心の度合いのバランスが最も優れているのがこの5年という部分だと思います!
費用はもちろんかかりますが、、昔と違い残価型の支払い形式など消費者のニーズに沿った購入形式ができてきていますのでお店で相談することにより自分に見合った購入方法を提案してもらえる可能性があります。
かる〜く現代の車の買い方を解説
現代では、上記で述べたように残価型のような支払い形式もあるように、車の買い方も少し増えています。
↑えっ!ランクルに月2万で乗れるの?プラドじゃなくてっ??
↑安心のコスモ石油のカーリース!CMもやってて安心ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上記で述べたように人の価値観はそれぞれあるので、ボクの意見が正解です!なんて言いません。
一つの考え方として受け止めてもらえたらと思います。
ボク自身も5年毎のサイクルで新車を購入し続けていて、満足度も高いので今後も続けていきますよ!
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