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ガソリンスタンドでの電子タバコはダメ?消防局に聞いてみた


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日頃からエネルギーに関する供給は、世界的に見ても欠かせないものとなっています。

自動車を所有している人からすれば、ガソリンや軽油らの燃料は生活していく上で必須。

また、燃料の値上げに関しても非常に身近に感じるところであるでしょう。

 

今回の記事は、そんなガソリンや軽油等を販売するガソリンスタンドにまつわる話。

ガソリンスタンドと、近年急速に所有者が増えている電子タバコの関わりについてです。

スタンドで、電子タバコはOKなのか?しっかり詳しく記事書きました!

そもそもスタンドは火気厳禁!

一般的に知られていることとして、ガソリンスタンドでは火気厳禁ですよね。

ガソリンスタンドでタバコを吸おうものなら、スタッフに厳しく注意されることもあります。

 

その理由として、ガソリンに関しては一般的に利用される燃料の中でも「引火点」が低いことが挙げられます。

引火点とは、物質が揮発して空気と可燃性の混合物を作ることができる最低温度である。と言います。

つまり、火気を近づけることにより引火して燃焼する温度環境と言えます。

  引火点
ガソリン −40℃以下
軽油 40℃以上

上位の通り特にガソリンに関しては、マイナス40℃と言う極寒の中でも火気を近づけるだけで引火することがあり、静電気や衝撃の火花によっても引火することがあります。

 

ガソリンの性質として、非常に揮発性が高いため火気からやや距離があっても引火する可能性があります。

それゆえ、危険物を所持し販売するガソリンスタンドは敷地内の安全管理には細心の注意を払わなければならないのです。

 

携帯電話の電磁波も危険なの?

一般的には、引火性ガスが発生する場所での携帯電話の使用は、電磁波の発生により火災の原因になりうると言うことから、各携帯電話会社からのガソリンスタンド等での使用は控えるよう注意がなされている模様。

 

ただし、ガソリンと比較してその危険度は低く、ガソリンスタンドでは携帯電話を使用しながら給油している人も見受けられます。

ガソリンスタンド側も会社にもよるだろうが、黙認しているケースがあるかもしれない。

実際に携帯電話の電波が原因で引火したと言うニュース国内ではほぼ聞かないあたりそこまでの危険性は含んでいなそうだ。

 

ガソリンスタンドで電子タバコはOKなのか?

それでは今回の話の核となります。

ガソリンスタンドで電子タバコは吸ってもいいのか?

これに関しては非常に難しそうな問題でもあります。

 

  • 位置付けはタバコだからダメなのでは?
  • 火気ではないからいいんじゃないの?
  • 電磁波が発生している以上は、厳密に言えばNGじゃない?

様々な意見があると思います。

ですが法的に見てもこの問題に関してはどうなっているのか気になるところ。

今回は各都道府県に所在のある「防災局」に問い合わせて質問を投げかけてみました。

 

結論は現在の法律では、法令違反かは不明確

 

実際に都道府県の消防局に確認をして見た結果を以下に記述します。

なお、消防局への確認は2017年となります。

 

電子タバコによるスタンド内での喫煙行為ですが、紙巻きタバコと同様な取扱いとしてよいのか調べましたが、明確な基準が見当たらず、消防庁に確認したところ、「電子タバコによる喫煙行為が火気に該当するか法的に検討する」と回答がありました。

わざわざ消防庁まで確認をしていただけました。

 

時代の流れに法律がついていけていない現状なので、法令違反かは不明確の模様です。

ただし今後は時代の流れが加速し、電子タバコの利用者もさらに増えることも考えられるため、法的にも検討していくとの回答がありました。

 

重要ポイント

 

さらに・・・ここからは重要なポイントだと思います。

 

今現在(2017年)、法的に見ても不明確な基準であるがゆえに懸念されることがあります。

以下、消防局の見解です。

しかし、電子タバコによる喫煙行為を見た者が、スタンド内での喫煙が容認されているものと勘違いし、紙巻きタバコによる喫煙を誘発するおそれがあります。
消防法令に基づく見解は、消防庁の検討結果が待たれるところではありますが、電子タバコによる喫煙は紙巻きタバコ同様に危険物を取り扱う場所ではご遠慮願いたいと思います。

なるほど・・・

 

たしかに、安全だろうという解釈から、電子タバコを利用する人はいるかもしれません。

しかしそれを見た人が、紙巻きタバコで喫煙することも許されるものと勘違いして、スタンド内で紙巻きタバコを吸うことを誘発する可能性があると言うことは納得できます。

違反でないにせよ、電子タバコを吸う側のマナーも必要になってくるところでしょう。

 

実際のところガソリンスタンドで「電子タバコ等(紙巻きタバコ以外)」を吸う人は増えているようにも感じます。

この行動自体が引火をさせてしまう可能性が有るわけでは無いですが、この姿が他人に悪い影響を与える可能性があるんですね。

まとめ

 

今回の電子タバコの問題に関しては、ガソリンスタンドを運営する会社側の裁量次第となるように見えます。

スタンド内火気厳禁は車の免許を持つものが周知のことだと思いますが、良かれと思って電子タバコを吸わないようにも願いたいところですね。

 

もしそう言う人を見かけたら従業員さんに一報入れることにより、今後の安全も守られていくかもしれませんね。

ただ全てのスタンドの店員さんが、報告しても黙認するケースも数多くありそうですけどね。

今後の法改正が待たれる事案だと思いますね。

お読み頂きありがとうございました。

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